IT業務効率化

【プリザンターコラム】第1回

プリザンターってどんなもの?まずは試してみよう!

滋賀 泰樹

このコラムでは、業務効率化に役立つ便利なツール「プリザンター」をこれから利用される方や、利用中の方にもより使いこなして頂くために、数回にわたりコツやノウハウを解説していきます。最適化の一歩先である「業務の快適化」を実現するために、一緒にプリザンターの世界を楽しみましょう!

1.プリザンターとは?
2.プリザンターの基礎を押さえましょう
3.実際にプリザンターを試してみましょう!
4.まとめ

1.プリザンターとは?

プリザンターとは一体どんなツールでしょうか?
一言で表すと「プログラムを書かなくても簡単な業務をWebアプリ化できるツール」です。

具体的には、Excelなどで管理している、顧客管理や問い合わせ管理などの業務を簡単にWebアプリ化し、Excelでは難しかった複数人での情報共有、また情報の活用が可能になります。

簡単な業務は標準機能でWebアプリ化が可能ですが、プリザンターは様々なカスタマイズを加えることもできるため、スタイルやスクリプト、APIを利用することで、業務に合わせた機能の追加を素早く実装することが可能です。
※高度なカスタマイズでなければ、Webアプリケーションの開発知識は不要です。

簡単な業務アプリがすぐに作成出来て、カスタマイズする事でより業務に合わせた機能を実装することができ、しかも基本は無料のOSSとなれば、この上なく便利なツールと言えます。

そんなプリザンターを上手く利用するにはどうすればよいのか?まずは難しく考えずにプリザンターの基礎を理解しながら、実際に触って試していただくのが大事だと思います。本コラムではプリザンターの概要と選べるトライアル方法をご紹介したいと思います。

2. プリザンターの基礎を押さえましょう

まずプリザンターは一体何が出来るのか?そしてどのような機能が備わっているのか?こういった基本仕様をまずは理解するところから始めましょう。まずは図1をご覧ください。


プリザンター基本機能の簡易関連図


図1.プリザンター基本機能の簡易関連図

プリザンターをインストール、もしくはクラウド版サービスなどを利用すると、図1に記載された機能と画面が用意されます。これらの機能を使って、情報を管理するための「テーブル」と呼ばれる”情報の格納先”の作成や、情報(レコード)の新規作成や編集のための「フォーム」を設定することができます。

はじめからこのような機能や画面が用意されていることにより、すぐに業務アプリの作成を開始することができます。一から業務アプリを開発する場合に比べ、圧倒的に早く対応が可能になります。
プリザンターでは、プログラミング不要の標準機能を用いて、“業務の情報を管理・共有する”という目的を明確にして利用すれば、維持管理の運用負荷も低く抑えられるだけではなく、業務に合わせて日々の改善や快適化を実現します。

またプリザンターの操作や機能に関する質問やトラブルが発生した場合は、問い合わせ先として「サポートサービス」を活用することで、担当者の負担を軽減し安心して利用することが可能です。こういったところが「簡単にWebアプリが作成できる!」と言われるところで、プリザンターを利用する大きなメリットとなっています。

このようにプリザンターの基本的な考え方を押さえていただき、スモールスタートで実際に利用しながら業務への活用範囲を拡大していくことが効果的な活用につながると考えます。

そして、これから皆様の業務に活用していただくためにも、ご利用希望に合わせて選べるトライアル方法についてご説明します。

3. 実際にプリザンターを試してみましょう!

プリザンターのメリットの一つに「気軽に試すことが出来る」ということがあります。
開発元のインプリム社ではお客様のご利用環境に合わせてトライアルできるよう、様々な環境やドキュメントを準備しています。また、Windows10のPCにもインストールが可能ですので、特別なサーバ、仮想環境が無くともまずはクライアントPC1台からインストールして試すこともできますし、クラウドサービスやデモ環境を利用する事も可能です。
※クラウドサービス、デモ環境については利用の期間、機能に制限がありますのでご注意ください。

ではプリザンターのトライアル方法を3つご紹介します。

 (1) インプリム社の「デモサイト」で試す 

 (2) 「オンプレミス版をダウンロード」して試す

 (3) クラウドサービス「Pleasnater.net(フリープラン)」で試す

※本記事の内容は2021年9月24日現在の情報です。
 サイト変更や、インストール方法が変わっている可能性がございますので、ご利用の際はご注意ください。



(1) 「デモサイト」で試してみる

インプリム社ではプリザンターのデモサイトを準備しています。
ほぼ機能制限もなく、60日間無料で利用できるためまずはこちらで試してみるのも良いでしょう。

【インプリム社 デモサイト】
https://pleasanter.azurewebsites.net/users/login

プリザンターデモサイトログイン画面


ログイン画面イメージ

上記の図にあるように、メールアドレスを登録するとアカウントが作成され、メールによってアナウンスされるようになっています。3つの方法の中では一番気軽に利用することが可能です。



(2) オンプレミス版をダウンロードして試してみる

オンプレミス環境はプリザンターの様々な機能、カスタマイズ(スクリプトやAPIなど)も含めた検証に向いています。データベースに直接アクセスするようなカスタマイズを検討されている方はこちらの方法でトライアルをお試しください。

まずは下記のサイトから「プリザンター 1.2 Community Edition」をダウンロードしてください。

【インプリム プリザンター ダウンロードサイト】
https://pleasanter.org/dlcenter


プリザンターダウンロードサイト画面


ダウンロードサイト画面イメージ

インストールする環境(OS)に合わせて参照し、インストール作業を行ってください。インストールマニュアルは、下記サイトへ掲載されています。

【インプリム プリザンターユーザーマニュアルサイト】
https://pleasanter.org/manual/420234


プリザンターマニュアルサイト画面


マニュアルサイト画面イメージ


なお、大量のデータ取扱いがある場合や、項目数が多い場合にも制限を気にせず利用できる「Enterprise Edition」ライセンスのトライアルについては、別途ご相談ください。
※「Enterprise Edition」はサポートプランのご契約が必要となります。



(3) クラウドサービス「Pleasanter.net(フリープラン)」で試してみる

プリザンターの開発元であるインプリム社が提供するPleasanter.netサービスでは、機能や利用ユーザー数、登録レコード数などプラン毎に制限はありますが、フリープランであれば無期限で利用することが可能です。
下記のサイトから申し込みが可能です。

【Pleasanter.net フリープラン登録ページ】
https://pleasanter.net/

Pleasanter.net フリープラン登録画面


Pleasanter.net フリープラン登録画面イメージ


Pleasnater.netではフリープラン以外にも、利用ユーザー数などのご利用に合わせてライトプラン、スタンダードプランのご用意があります。

Webサービス利用に関するポリシーで利用を許される状況なのであれば、まずはフリープランでプリザンターの基本的な利用方法を理解していただいた後に、必要だと思われる機能を考慮して、ライトプラン、もしくはスタンダードプランに変更するのが良いのではないでしょうか。
プラン内容詳細や、機能の違いは下記サイトでご確認頂けます。

【プランの利用機能の差異について】
https://pleasanter.net/Home/Price

情報の管理がプリザンターで可能かを判断されるだけであれば、フリープランでも可能と言えます。また実装に向けて具体的な機能要件がまとまってから、ライトプラン、スタンダードプランの60日間の無償利用で機能要件を満たしているのかを確認するという進め方もできます。

4.まとめ

今回のコラムのまとめとしては以下の通りです。

■ プリザンターの基本を理解しましょう
■ まずは、デモサイト・オンプレミス版・クラウドサービスなどで試してみましょう

プリザンターが気になったら試していただくのが良いと思います。
追加機能の開発・構築が必要となるかの判断や、実際に開発を行う場合にも、プリザンターを知っておくことで要件定義もスムーズになります。まずはプリザンターの標準機能を活用し、運用方法などを工夫してカスタマイズの数を少なくすることで、開発費用を抑えることができます。
プリザンターはシンプルで便利なツールですが機能が豊富なこともあるため、利用にコツのようなものがあり、今後のコラムではそういったものをお伝え出来ればと思っています。少しでもプリザンターのことを理解していただき、

「プリザンターを試してみよう!」

と思っていただければ幸いです。

次回は、プリザンターの基本機能と操作方法について解説します。プリザンターの情報の格納先である「テーブル」の作成までの一連の流れをポイント交えてご紹介予定ですので、お楽しみに!





shiga

<著者>
滋賀泰樹

<経歴>
システム運用、システム監視、サーバ、ネットワーク、セキュリティ、RPAなどの業務に従事し、各現場で脱ExcelやWebDBを使った業務改善を実施してきた、WebDB活用と業務改善のスペシャリスト。現在はWebDBをはじめ、ETL、RPA、BIツールなどを組み合わせた業務改善をご提案しつつ、プリザンターに関するサービス運営とプリセールスが主な業務。ビジネスプロセス革新エンジニア資格保有。ダイエット目的に始めた自宅でのトレーニングがライフワーク。筋肉量は増えたが体重は減らないのが悩み。

CTCシステムマネジメントコラム

ctcシステムマネジメントコラムでは、ITシステム運用の最新動向に関する特集・コラムがご覧いただけます。

ページトップへ