Azure Standard HDD(OSディスク)の提供終了に伴う対応【2028年9月まで】

Azureでは低コストのストレージ種別として「Standard HDD」が提供されてきましたが、2028年9月8日をもってOSディスクとしての提供が終了することが発表されています。
本コラムでは提供終了による影響と対応を解説します。

▶クラウド導入運用サービス For Microsoft Azureのサービスページはこちら!

  1. Azure Standard HDDとは?
  2. Standard SSDへの自動移行による「コスト上昇」と「中断リスク」
  3. Azure Standard HDD移行に関するCTCSのサポート

1.Azure Standard HDDとは?

Azure Standard HDDは、Microsoft Azureが提供する低コストのストレージオプションです。
このオプションはAzure仮想マシン(VM)のディスクとして容易に統合でき、AzureのSLA(Service Level Agreement)に基づいた可用性が提供されています。

容量を柔軟に拡張できるクラウドストレージ環境として、特にバックアップ用途やアクセス頻度の低いデータの保存先として活用されているAzure Standard HDDですが、2028年9月8日をもってOSディスクとしての提供が終了します。

Azure Standard HDD

2.Standard SSDへの自動移行による「コスト上昇」と「中断リスク」

Standard HDDをOSディスクとして利用しているVMは、2028年9月8日以降に同サイズのStandard SSDへ自動的に変換されます。

Azure Standard SSDとは?

Azure Standard SSDは、Microsoft Azureが提供する中価格帯のストレージオプションで、コストと性能のバランスに優れています。
従来のHDDよりも高い信頼性と低遅延を実現し、安定したパフォーマンスを求める企業に最適なAzureストレージです。
Azure Standard HDDに比べて高性能ですが、その分コストも高くなります。

Azureの自動移行で発生しうるリスク

自動移行が問題なく完了するケースもありますが、対象のVMを停止する必要がある場合や、ディスクサイズ・パフォーマンス要件の見直しが必要になる場合もあります。
重要なシステムにおいては、切り戻し可能な構成での移行や新規ディスクへの再構築など、慎重な対応が求められることもあるため、自動ではなく事前の手動移行が強く推奨されます。
なお、Standard SSDはStandard HDDより高性能な分、コストが上昇する傾向があるため、移行後のコスト最適化も検討が必要です。

3.Azure Standard HDD移行に関するCTCSのサポート

CTCSのAzure オペレーションサービスでは、こうした移行に伴う様々な作業に対して、影響調査から手法の選定、実際の作業実施までを一貫してサポートしています。
実際の作業では、移行に対する影響を最小限に抑えるためにAzure Standard HDD を利用しているディスクを特定、お客様と作業タイミングを調整したうえでエンジニアによる手動コマンドでの移行を行います。

また、CTCSではお客様のビジネスやシステムの変化に合わせてAzureのコスト最適化や運用改善に関する提案を継続的に行っています。
今後もAzureの仕様変更に柔軟に対応することで、お客様の安定したクラウド運用を支えてまいります。
詳細はクラウド導入運用サービスFor Microsoft Azureでご確認ください。

Azureの運用に関する課題やご不明点がございましたら、右下のチャットボットやお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

▼資料のダウンロードはこちらから

CTCシステムマネジメントコラム

CTCシステムマネジメントコラムでは、ITシステム運用の最新動向に関する特集・コラムがご覧いただけます。

ページトップへ