システム運用

Microsoft AzureのBasic SKU
パブリックIPサービス終了と対応について

Microsoft AzureはMicrosoft製品との親和性や高いセキュリティ、豊富なAI・データ分析機能が好評なクラウドサービスです。
本サービスはパブリッククラウドのリーダーとして、近年大きな成長を実現しています。各企業により利用目的は異なりますが、クラウド利用が増えるにつれ、運用需要も確実に拡大しています。

本コラムでは直近のAzure運用課題となる、Basic SKUパブリック IPサービス廃止に対し、どのような対応をすればいいかをご紹介いたします。

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  1. Basic SKUのパブリック IP廃止によるAzureへの影響
  2. どうすればいい?Basic SKU廃止へのAzure対応
  3. Azureの課題や問題への対応

1.Basic SKUのパブリック IP廃止によるAzureへの影響

AzureでグローバルIPの利用ができるパブリックIP(PIP)には、安価ですが機能制限(ゾーン非対応、一部動的付与など)がされたBasic SKUがあります。
シンプルな構成のVM(仮想マシン / Virtual Machine)やVPNGW(Virtual Private Network Gateway)などで利用するには便利なBasic SKUでしたが、残念ながら2025年9月30日に廃止となりました。
※Basic SKU確認方法は、PIPリソースの概要欄SKU項目で確認できます。
「Basic」と表示されているものが対象となります。

PIPをStandard SKUへ移行しなければ、PIP経由の通信ができなくなります。
PIPの移行については、PIPが利用されているVMやVPNGW、LB(Load Balancer)などリソースによって影響や方法が異なります。

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2.どうすればいい?Basic SKU廃止へのAzure対応

MicrosoftではAzureポータルにてPIPの移行ツールが提供されています。
数クリックで、PIPアドレスを変更せずにStandard SKUへ移行可能です。
ただし移行ツールはAzure側で全ての処理が実行されるため、ネットワークの切断タイミングや時間が不明確となる場合があります。
(原則は数秒の瞬断が数回発生する程度です。)

また重要なシステムが利用するGW、LBなどは切り戻し可能な状態での移行を求められるケースも考えられます。
その場合は既存のPIPやリソースを残し、新しいPIPを利用するリソースを新規作成する方が最適な場合もあります。

CTCS Azure オペレーションサービスでは、こういったAzureのサービス変更に伴う移行や切り替え作業も影響調査、移行手法の確認、最適な方法の提案、移行作業まで一貫して対応することが可能です。

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3.Azureの課題や問題への対応

CTCSでは2015年からAzure対応で500件を超える実績があり、Azureの資格を保有するエキスパートがサポートを担当いたします。
Azureを網羅した広い運用範囲と高い技術力の両方をご提供できます。
基本の運用業務はもちろん、困りごとがありましたら柔軟にご対応いたします。
詳細はクラウド導入運用サービスFor Microsoft Azureでご確認ください。

Azureの運用に課題をお持ちの方は、右下のチャットボットやお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

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